NTT Com、PCや携帯電話から同一050番号を利用できる法人サービス

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NTT Com、PCや携帯電話から同一050番号を利用できる法人サービス

サービスイメージ図

　NTTコミュニケーションズ（NTT Com）は、PCのWebブラウザや携帯電話端末から電話番号情報を管理する専用サイトにアクセスして、050番号によるIP電話が利用できる法人向けサービス「Click to Connect（C2C）」の申し込みを5月20日より受け付ける。1番号あたりの月額料金は1,050円で、最大200円分の無料通話が可能。

　Click to Connectは、NTT ComのIP電話網内に用意された電話番号情報を管理する専用サイト「ネットワーク電話帳」にPCや携帯電話などでアクセスし、発信元番号と通話先電話番号を選択することで、050番号によるIP電話通話が可能なサービス。050番号はネットワーク電話帳上に割り当てられ、IDとパスワードを使用してログインすることで端末を問わず同一の050番号を利用できる。

　通話先はIP電話のほか、固定電話や携帯電話、PHSに対応。ただし、IP電話に関しては、サービス開始当初は発信元および着信先ともに、NTT Comが提供する「.Phone IP Centrex for OCNカテゴリS/T」のみ利用できる。

　PCからの利用は、Webブラウザからマウスのクリック操作だけで発信が可能なソフトウェアが、携帯電話向けには専用アプリケーションがそれぞれ提供される。対応する携帯電話は、サービス開始時ではNTTドコモの900i/901i/700i/506i/505iでiアプリに対応する一部機種で、それ以外の機種や他携帯電話事業者にも順次拡大を予定するという。

　月額料金は、最大200円分の無料通話分を含めて月額1,050円で、契約番号数に応じて月額料金を割り引くボリュームディスカウントも用意される。ただし、ネットワーク電話帳へのインターネット接続料は別途必要。また、サービス利用時には初期工事費用も発生する。通話料金は、固定電話およびIP電話が3分8.4円で、携帯電話が1分18.375円、PHSが1分10.5円に加えて1通話ごと10.5円が課金される。

　NTT Comでは、C2Cを利用することにより、通話相手の電話番号情報がネットワーク電話帳に保存されるため、携帯電話の紛失などによる個人情報漏洩の危険性などが回避できると説明。加えて、利用シーンに応じて通常の電話発信とC2Cによる電話発信を使い分けられるため、通話料金の公私分計も図れるとしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0005/0519_2.html

（村松健至）
2005/05/19 18:14

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