NTTレゾナントと三菱総合研究所は、インターネット上のアンケートサービス「gooリサーチ」のモニターを対象に行なった、携帯電話のデータ保存に対する意識調査の結果を発表した。有効回答数は2,158人、男女比は50%ずつとなっている。
携帯電話に保存しているデータの種類としては、96.4%が「アドレス帳」と回答。続いて、86.2%が「メール」、62.0%が「写真や動画」と回答している。
また、携帯電話を紛失したり、水没したりしたことで、使えなくなった経験があるかどうかという設問では、「2回以上経験がある」との回答が7.2%、「一度経験がある」との回答が23.0%となった。
こうしたトラブルにより、データを紛失した経験を持つユーザーが行なった対応策としては、46.1%が「もう一度手入力で入れ直した」と回答。さらに23.0%が「元通りにできないためあきらめた」としており、7割弱のユーザーがパソコンへのバックアップなどを行なっていない現状が明らかにされている。両社では、「バックアップサービスなどのアフターケアが求められている」と指摘している。
このほか同調査では、携帯電話の番号ポータビリティ制度などに関する回答結果も含まれている。回答のうち30.8%は「利用するかどうかわからない」としているが、47.6%は「より低料金なサービスを選ぶために利用したい」と制度活用に積極的な意向を示している。
関連情報
■URL
調査結果
http://research.goo.ne.jp/Result/0504cl15/01.html
( 関口 聖 )
2005/05/23 17:00
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