ぷららは23日、フィルタリングサービス「ネットバリアベーシック」を7月1日から提供すると発表した。サービスはBフレッツの接続会員を対象として標準機能として提供され、オプション料金などは必要ない。7月1日から首都圏で提供を開始し、順次全国に提供エリアを拡大していく。
ネットバリアベーシックでは、有害であると考えられるWebページの閲覧をブロックする「URLフィルタ」サービスと、通信そのものをパケット単位でブロックする「パケットフィルタ」サービスの2種類を提供する。
URLフィルタは、未成年者にとって有害であると考えられるコンテンツ(暴力・アダルト等)の閲覧を、URL単位でブロックするサービス。ブロックを行なうURLのリストは、財団法人ニューメディア開発協会から提供を受けたリストを参考に、ぷららの責任において作成するとしている。ユーザーは、フィルタがかかった状態(レベル1)とフィルタを解除した状態(レベル0)のいずれかを選択する。
パケットフィルタは、通信をパケット単位でブロックするサービス。最も制限の厳しい「レベル2」に設定した場合には、Web、メール、FTP、VoIP、その他ぷららの提供するサービスのみを許可し、その他の通信は遮断する。「レベル1」の設定ではインスタントメッセンジャーやストリーミングなども許可し、「レベル0」の場合には全ての通信が許可となる。
URLフィルタ、パケットフィルタとも7月1日よりサービス開始で、ユーザーがフィルタの設定を行なう設定ページは6月1日から公開する。また、今後はURLフィルタにおいて、ユーザーがフィルタリングを行なうカテゴリーを選択できるサービスを有料で提供する予定としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.plala.or.jp/access/living/releases/nr05_may/0050523.html
( 三柳英樹 )
2005/05/23 19:00
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