マイクロソフトは24日、64bitプロセッサに対応した「Windows XP Professional x64 Edition」日本語版について、6月1日からボリュームライセンスの提供を開始すると発表した。
ボリュームライセンスは、企業などに対してソフトウェアをインストールする台数分のライセンスを提供する販売形式。Windows XP x64版の提供は、既存のWindows XP ProfessionalのDisk Kitにメディアを追加する形で行なわれる。
また、64bitプロセッサを搭載したPCで32bit版のWindows XP Professionalを使用しているユーザーに対して、64bit版Windows XPのライセンスと交換するアップグレードプログラム「Technology Advancement Program」を、デル、日本IBM、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の3社が開始することを発表した。
アップグレードプログラムは6月上旬から順次開始され、ユーザーは各メーカーのWebから申し込むことで、Windows XP Professional x64 EditionリカバリCDが提供される。アップグレード費用や対象機種などについては、各メーカーがそれぞれ発表する。
上記3社の中では日本HPが24日に、「HP Workstation」と「HP Business Desktop」の一部製品についてアップグレードプログラムの提供を発表した。アップグレードキットの価格は3,150円~5,250円で、プログラム申し込み期間は6月1日~7月31日。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2296
ニュースリリース(日本HP)
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2005/fy05-099.html
( 三柳英樹 )
2005/05/24 17:34
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