シマンテックは31日、スパイウェアやアドウェアなどへの対策を強化した法人向けのセキュリティ対策製品「Symantec Client Security 3.0」と「Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0」を7月8日に発売すると発表した。新規ライセンス単価はSymantec Client Security 3.0が14,300円、Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0が9,500円(いずれも10~24ライセンスの場合)。Symantec Client Security 3.0は、Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0のウイルス対策機能に加えて、ファイアウォール機能、侵入検知機能を備えた製品。
新製品では、従来のウイルス対策だけでなく、スパイウェアやアドウェアがPCにインストールされるタイミングでのリアルタイム検知が可能となった。スパイウェアやアドウェアと思われるソフトウェアを検知した場合には、「ユーザーの許可を正しく得ているか」「アンインストールプログラムが用意されているか」といった判定基準を示し、ユーザーがインストールを許可するかどうかを選択できるようにする。
また、侵入検知のエンジンについては、従来はウイルスなどの攻撃プログラムを基準としていた点を、脆弱性そのものを基準とするように変更。脆弱性が発見された段階で対応ファイルを配布し、未知の攻撃に備えることが可能になったとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year05/050531.html
( 三柳英樹 )
2005/05/31 19:05
- ページの先頭へ-
|