三井物産セキュアディレクション(MBSD)は3日、Webサイトの脆弱性を3日間で分析する「ホームページ安全点検サービス」を開始した。料金は1サイトにつき189,000円。
ホームページ安全点検サービスでは、MBSDのコンサルタントが企業のWebサイトにアクセスして安全性を点検。トップページや問い合わせ、認証、掲示板などサイト内で動作しているアプリケーションをリスト化した上で、各アプリケーションで必要とされるセキュリティ対策をチェックリスト形式で提示する。
これにより、企業は自社サイトで確認すべきセキュリティ対策が明確になり、サイトの改修を行なうことができる。サイトに脆弱性が含まれるかを判断するのは企業だが、別途費用を支払えばMBSDで脆弱性の判断やサイトの改修に関するアドバイスなどを行なう。サービスに要する期間は、受け付けから3日間。
MBSDでは2003年から同様のサービスを実施。その結果、9割以上のサイトで何らかの脆弱性が認められたという。「Webサイト保護の重要性はすでに認知されているが、具体的にどこから手をつければ良いかを自社内で素早く判断するのは難しい。このサービスによって自社サイトの現状を把握することが、セキュリティ強化の第一歩となる」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.mbsd.jp/pdf/1117756122_3741.pdf
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・ MBSD、Webアプリ構築のセキュリティノウハウを提供するサービス(2004/09/13)
( 増田 覚 )
2005/06/03 15:13
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