Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

ドイツでコンピュータ犯罪が急増


 ドイツ内務省が発表した2004年の犯罪統計によると、インターネット詐欺などのコンピュータ犯罪が6万6,973件に達し、前年比で12.2%増加したことがわかった。1993年には1万3,898件だったため、約10年の犯罪件数の増加率の顕著さが印象的だ。

 コンピュータ犯罪は、犯罪に対する認識が薄く、刑罰もそれほど重くないことから抑止力が弱いという。今後は、フィッシングなどの犯罪がドイツ国内でも増加する可能性があることから対策が急がれており、警察当局も対策に躍起だ。通常の捜査では摘発が難しいことから、技術的な要員の拡充やコンピュータなどの設備投資なども行ない、急激に進歩する技術に対応する体制を整える考えだ。


関連情報

URL
  ニュースリリース(独文)
  http://www.bmi.bund.de/cln_028/nn_122688/Internet/Content/Nachrichten/Pressemitteilungen/2005/06/Polizeiliche__Kriminalstatistik__2004.html


( Gana Hiyoshi )
2005/06/13 20:40

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.