NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は14日、OCNの企業向け常時接続サービス利用者を対象にした迷惑メール対策サービス「OCN迷惑メールフィルタリングサービス」を開始すると発表した。対象となるのは、OCN常時接続サービスを契約し、固定IPアドレスを8個以上利用しているユーザー。料金はメールアドレス10個につき月額2,100円より。サービス申し込み受付は15日から開始する。
OCN迷惑メールフィルタリングサービスは、OCNのサーバー側でメールの「迷惑メール度合い」を判定し、判定度合いをメールのヘッダーに付与するサービス。判定度合いの高いメールについては、OCNサーバー内の迷惑メール専用ボックスに自動振り分けされる。迷惑メール判定データベースは最短5分周期で更新されるため、新手の迷惑メールやフィッシング詐欺目的のメールなどもブロックできるとしている。
迷惑メールフィルタリングはメールアドレス単位での適用のほか、ドメイン全体への適用も可能。また、迷惑メールの判定度合いが高いメールについては、専用ボックスへの自動振り分け以外に、メールの件名に「SPAM!!」といった文字を付与して受信するといった設定も可能。また、ユーザー側で送信者(From)や件名(Subject)の条件を設定し、受信拒否リストを作成することもできる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0006/0614_2.html
( 三柳英樹 )
2005/06/14 18:14
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