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アークンが国産スパイウェアの研究開発を強化、リサーチセンターを設立


 アークンは15日、「スパイウェア リサーチセンター」を設立した。海外製スパイウェア対策ソフトが対応していない国産の不正プログラムについて、対策製品の開発や性能強化を目的としている。スパイウェア、アドウェア、ハイジャッカー、トロイの木馬、ハッキングツールの研究を行なう。

 アークンによると、ウイルスの大部分は海外で製作されているが、スパイウェアやハッキングツールなどの不正プログラムには国産も少なくないという。ウイルスは単独で感染活動を行なうが、スパイウェアなどの不正プログラムはユーザーに実行させる必要があり、国家や地域ごとの言語に依存するケースも多いからだ。

 アークンでは「スパイウェア リサーチセンター」を技術開発と営業活動の重要なプロセスと位置付け、高度化するスパイウェアへの対応を強化する。韓国や中国、台湾などの近隣諸国とも協力し、スパイウェアの研究・分析、製品への反映などをリアルタイムに行なうとしている。


関連情報

URL
  スパイウェア リサーチセンターについて
  http://www.ahkun.jp/researchcenter/SpywareResearchCenter.html


( 鷹木 創 )
2005/06/16 12:30

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