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Adobe Reader 7.0/7.0.1とAcrobat 7.0/7.0.1に脆弱性、アップデート公開


 米Adobe Systemsは15日、Adobe Reader 7.0/7.0.1とAcrobat 7.0/7.0.1に、ローカルファイルの存在が漏れてしまう脆弱性があることを公表し、この問題を修正したAdobe Reader 7.0.2アップデートとAcrobat 7.0.2アップデートの各国語版を公開した(日本語を含む)。ただし、現在提供されているのはWindows版のみで、Mac OS版は近く提供する。

 この脆弱性は、XMLスクリプトを埋め込んだJavaScriptによって、攻撃者からローカルファイルの存在を確認されてしまうというもの。ただし、攻撃者があらかじめ正確なファイル名とパスを知っていなければならないため、影響は小さいとしている。デンマークのSecuniaでも、危険度を5段階中で最も低い“Not Critical”と判定している。

 なお、Mac OS版についてはアップデートが公開されるまで、AcrobatのJavaScriptを無効に設定することで脆弱性を防げるとしている。


関連情報

URL
  Adobe Systemsの脆弱性情報(英文)
  http://www.adobe.com/support/techdocs/331710.html
  Adobe Reader 7.0.2アップデート(Windows用)
  http://www.adobe.co.jp/support/downloads/2965.html
  Adobe Acrobat 7.0.2 Professional/Standardアップデート(Windows用)
  http://www.adobe.co.jp/support/downloads/2962.html
  Secuniaのセキュリティアドバイザリ(英文)
  http://secunia.com/advisories/15698/

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Adobe Reader 7.0に脆弱性、外部からローカルファイルが発見されてしまう(2005/04/04)


( 永沢 茂 )
2005/06/16 19:27

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