ジュピターテレコム(J:COM)は、c.LINK技術を採用した上下最大100Mbpsの集合住宅向けインターネット接続サービスを今秋より提供開始、7月下旬より販売を行なうと発表した。
c.LINKは、米Entropic Communications社が開発した既設の同軸ケーブル上で最大250Mbpsのインターネット通信が可能な技術。今回提供を発表したインターネット接続サービスは、ケーブル局から集合住宅までを光ファイバで接続し、集合住宅内は既存の同軸ケーブルを使用する。また、c.LINK対応ケーブルモデムには、松下電器産業やブロードネットマックスの製品の採用を検討しているという。これにより、集合住宅内の棟内配線工事が不要となるため、初期投資費用を大幅に削減できるとしている。
サービス提供時の初期費用や月額料金は、現段階では未定。また、c.LINKは最大250Mbpsのインターネット通信が可能な技術であることから、回線速度の増速も検討している。
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■URL
ニュースリリース
http://www.jcom.co.jp/corporate/newsreleases/newsrelease_detail.php?view_year=2005&code=168&la=ja
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( 大久保有規彦 )
2005/06/22 18:36
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