三井住友カードと日本信販は、米国で発生したクレジットカード顧客情報の流出について、会員のカードが今回流出した可能性のあるカードに該当するかをネット上から確認できるサービスを開始した。各会員専用画面上で、IDとパスワードを入力してログインしたページから確認できる。
なお、三井住友カードでは、同社が発行したカードの流出状況を発表した。VISAカードと提携して発行したカードが78件分、マスターカードと提携して発行したカードが6件分の計84件分のカード情報が流出した可能性があるという。
また、現時点までに不正利用された口座数および金額としては、VISAカードブランドのカードが45件で253万円、マスターカードブランドのカードが5件で36万円の、計50件289万円の被害が確認されている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(三井住友カード)
http://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo8090105.jsp
ニュースリリース(日本信販)
http://www.nicos.co.jp/info_caution/050627.html
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( 増田 覚 )
2005/06/27 18:15
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