総務省は、インターネットの有害情報への対策について検討を行なう研究会を7月に発足させる。麻生総務大臣が24日に行なった記者会見で明らかにした。
インターネットを参考にして作ったといわれる爆発物を教室に投げ込んだ、山口県立光高校の爆弾事件などを受け、総務省では麻薬の売買や自殺の誘発など有害なWebサイトの規制を検討する研究会を7月に立ち上げる。研究会では、これらのサイトを違法として削除するかどうかなどの指針を作成する。
そのほか、学識経験者や事業者、警察、関係省庁との連携を図る考えも示した。メンバーについては検討中で、研究会の結論が出るまでには数カ月要する見込みだという。
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■URL
記者会見の概要
http://www.soumu.go.jp/menu_01/kaiken/back_01/d-news/2005/0624.html
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( 増田 覚 )
2005/06/28 19:22
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