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米司法省、FBIと協力して違法コピー一掃へ本腰


 米司法省は、米連邦捜査局(FBI)と協力して、著作物の違法コピーのインターネット上での拡散を国際的に防止すべく対策を講じることを発表した。

 FBIの主催で6月29日から行なわれた「Operation Site Down」というプロジェクトのもとで発表された。このプロジェクトは、ソフトウェアや映像、音楽、ゲームなどの違法コピーのダウンロードを行なっている主な犯罪組織のサイトを特定し、閉鎖することを目的としている。

 プロジェクトでは、24時間で米国内70件および米国外20件の調査が行なわれた。その結果、4名の米国人が逮捕されたほか、カナダ、イスラエル、フランス、ベルギー、デンマーク、オランダ、英国、ドイツ、ポルトガル、オーストラリアの10カ国で調査が行なわれ、逮捕者が出る結果となったという。主要な違法コピーサイトと言われるサイトのうち8つが摘発され、数千万件もの違法コピーの拡散が防止できたとしている。また、逮捕には至らなかったものの、120名ほどの主要メンバーが見つかり、今後の捜査に委ねられた。

 違法コピーの犯罪組織がインターネット上で“活躍”していることが浮き彫りになり、これを機に米政府も本腰を入れてインターネットによる違法コピーの拡散防止に本腰を入れることになりそうだ。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.usdoj.gov/opa/pr/2005/June/05_crm_353.htm


( Gana Hiyoshi )
2005/07/04 12:38

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