NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が運営する公衆無線LANサービス「HOTSPOT」は、同サービスで採用しているIEEE 802.11aを国際標準の新チャネルへ移行すると発表した。具体的な移行時期は未定。
新チャネルへの移行は、5月16日に発表された「電波法施行規則等の一部改正」に伴うもの。従来までのIEEE 802.11aは、5.15~5.25GHz帯を日本独自の34/38/42/46chで割り当てて利用していたが、改正後の電波法ではこのチャネル割り当てを国際標準の36/40/44/48chへ移行するとともに、新たに割り当てられる5.25~5.35GHzの52/56/60/64chを加えた合計8チャネルが利用可能になる。
HOTSPOTでは、IEEE 802.11bとIEEE 802.11aの2種類の無線LAN方式に対応していたが、このうちIEEE 802.11aを国際標準チャネルに移行する予定。具体的な移行時期については、HOTSPOTのWebサイトで告知する予定だという。
関連情報
■URL
屋内無線LANへの5GHz帯割り当て拡大対応の周知について
http://www.hotspot.ne.jp/news/hotspotnews/2005/050705.html
( 甲斐祐樹 )
2005/07/05 14:31
- ページの先頭へ-
|