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Web標準化団体WaSPが米Microsoftとタスクフォースを結成


 Web標準化団体のThe Web Standards Projects(WaSP)は5日、同団体が米Microsoftとタスクフォースを結成し、Microsoft製品でWeb標準規格の採用を推し進めていくことを明らかにした。

 今回のタスクフォースでは、Microsoft Visual StudioとASP.NETでWeb標準規格を厳密に運用できるようにすることを当面の目標としている。MicrosoftがWaSPと連携することによって、Web標準規格を高品質なレベルでサポートするための知識と経験を持つWaSPの能力をより一層活用することができる。

 Visual Studio 2005とASP.NET 2.0は現在ベータテスト中だが、組み込まれている機能としては、XHTML、DTDのバリデート機能、開発したWebアプリケーションをInternet Explorer 6、Mozilla、Firefox、Operaなど複数のブラウザ向けにバリデートする機能などが提供される予定だ。またVisual Studio2005では、W3Cのコンテンツアクセシビリティガイドラインに沿ったドキュメント作成機能も今後提供予定だという。

 MicrosoftのWebプラットフォームツール担当プロダクトマネージャのBrian Goldfarb氏は「ASP.NET2.0とVisual Studio 2005はWeb標準規格のサポートに関して大きな進展を見ており、Microsoftは標準規格に従うWebアプリケーションを作れるような最良のツールを顧客に提供したいと考えている」とコメントした。





URL
  The Web Standards Projects(WaSP)のニュースリリース(英文)
  http://webstandards.org/press/releases/archive/2005/07/05/index.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/07/06 13:43

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