米AOLは6日、メールアドレス同期サービスの米Plaxoと提携したと発表した。Plaxoは、人によって変更されやすいメールアドレスを同期させ、常に最新のメールアドレスを利用できるようにするための各種サービスを有料で提供しているベンチャー企業。AOLの各種サービスとPlaxoのサービスを連携させていく計画だ。
AOLは、AOL Instant Messenger(AIM)のユーザーが他のメールソフト(例えばMicrosoft OutlookやOutlook Express、その他のWebメールサービスなど)のアドレス帳データをAOLメールやAIMメールアドレス帳にインポート/エクスポートできるようにする。さらにメールアドレスだけでなく、AIMユーザーがバディーリストに登録されている情報をアップデートするためにも利用される。
さらにPlaxoのサービス利用者に対しても同様の同期機能が提供される上に、Plaxoによって利用される同期データに、AOLおよびAIMで使用されるスクリーンネームとAOLのアイコンが表示されるようになるという。
最終的にはPlaxoは、同社が提供しているソフトウェアの中にAIMサービスを組み込み、同時にAIMユーザーはサービスアップグレードの際にPlaxoプラグインをOutlookやOutlook Expressにインストールするか選択できるようになるという。
提携についてAOLのChamath Palihapitiya副社長は「我々はPlaxoとともに、会員とユーザーがメールアドレス帳やバディーリスト機能の作成、アップデート、管理を簡単にできるようにした」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.plaxo.com/about/releases/release-20050706
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/07/07 13:11
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