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「Opera 8.02プレビュー版」でBitTorrentを利用中の画面
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ノルウェーのOpera Softwareは7日、Webブラウザ「Opera」でP2Pファイル共有技術「BitTorrent」の機能をサポートした「Opera 8.02」のテクノロジープレビュー版を公開した。Windows版、Macintosh版、UNIX(Linux、FreeBSD)版がダウンロード可能となっている。
BitTorrentは、P2P型のネットワークを利用したファイル共有技術で、オープンソースソフトウェアやネットワークゲームなどの巨大なファイルの配布に広く用いられている。Operaのテクノロジープレビュー版ではBitTorrentに対応し、専用のソフトなしにBitTorrentのネットワークからのダウンロードを可能にした。
Opera SoftwareのChristen Krogh氏は、「BitTorrentの技術の真の価値は、Opera Softwareが4月にOpera 8をリリースした際に明確になった。1秒間に100以上のダウンロード要求を受けてOperaのサーバーはダウンしたが、ユーザーにはBitTorrentという代替のダウンロード手段があった」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.opera.com/pressreleases/en/2005/07/07/
( 三柳英樹 )
2005/07/07 20:03
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