米VeriSignは14日、セキュリティ企業の米iDEFENSEを約4,000万ドルの現金で買収したと発表した。
iDEFENSEは、ネットワークに関連するセキュリティ情報と脆弱性情報を世界各国の金融機関や政府機関、大企業に提供する企業で、30カ国以上に200人以上の研究者を持つ。「iAlert Daily Delivery」「FLASH Reports」「Weekly Threat Reports」「Focused Intelligence Reports」などの商品名でリアルタイムのセキュリティ情報を提供している。
今回の買収についてVeriSignの上級副社長でVeriSign Security ServicesゼネラルマネージャーのJudy Lin氏は「iDEFENSEの買収はVeriSignのセキュリティ管理サービススイートを拡張するものであり、脆弱性と攻撃からネットワークをプロアクティブに守るための付加的な能力を顧客に提供するものだ」と説明している。
買収に伴ってVeriSignはiDEFENSEの従業員を引き継ぐ。一方、iDEFENSEはVeriSignの名前で従来通りのセキュリティ情報サービスを提供していくことになる。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.verisign.com/press_releases/pr/page_031054.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/07/15 11:37
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