脆弱性と拡張機能の互換性問題を修正した「Mozilla 1.7.10」英語版が公開

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脆弱性と拡張機能の互換性問題を修正した「Mozilla 1.7.10」英語版が公開

　Mozilla Foundationは21日、脆弱性を修正した「Mozilla 1.7.10」の英語版を公開した。対応OSはWindows Server 2003/XP/2000/Me/98/95/NT 4.0、Mac OS X、Linuxなど。現時点では日本語版は公開されていない。

　Mozilla 1.7.10は、9件の脆弱性を修正したほか、FirefoxとThunderbirdに見つかった拡張機能の互換性問題を修正した。このため、Mozillaのバージョン1.7.9はキャンセルされ、バージョン1.7.10としてのリリースとなった。

　Mozilla Foundationでは、今後のMozilla Application Suiteのリリースは予定していないことを公表しているが、セキュリティと安定性向上のためのリリースは続けるとしている。また、Mozilla Application Suiteについては、新たに「SeaMonkey」というプロジェクトとして開発を継続することが発表されている。

関連情報

■URL
　 Mozilla Application Suite（英文）
　 http://www.mozilla.org/products/mozilla1.x/

■関連記事
・拡張機能の互換性問題を修正した「Firefox 1.0.6」「Thunderbird 1.0.6」（2005/07/20）
・開発中止のMozilla Application Suiteが「SeaMonkey」として生まれ変わる（2005/07/05）

（三柳英樹）
2005/07/22 20:03

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