楽天は23日、楽天市場の店舗での取引に関係する個人情報123件が流出したことを確認したと発表した。クレジットカード番号も含まれるが、今のところ不正取引は確認されていないという。
流出したのは、株式会社センターロードが運営する「AMC」という店舗を利用した人の住所、氏名、電話番号、購入商品、生年月日、クレジットカード番号。22日、マスコミから楽天に対して問い合わせがあり、判明した。123件はすべて同店舗での取引情報に集中しており、その他の店舗での流出は確認されていないとしている。
同店舗は楽天市場に2002年3月に出店し、健康器具や下着などの輸入雑貨を販売していた。これまの受注件数は約94,000件(重複含む)で、このうちクレジットカードでの利用は約21,000件あった。楽天では、同店舗で過去に取引のあるユーザーに対して、心あたりのない請求やダイレクトメール、電話勧誘などに注意するよう呼びかけている。なお、流出した123件がいつ頃の取引に関係するものかは調査中だ。
【追記 20:55】
楽天では24日、約94,000件の利用者に対して注意喚起のメールを送った。また、クレジットカード利用分の約21,000件について、各カード会社に協力を求め、該当カード番号のモニタリングなどの対応を図ってもらうことになったという。
関連情報
■URL
楽天のニュースリリース
http://www.rakuten.co.jp/com/faq/information/20050723.html
AMC(改装中)
http://www.rakuten.co.jp/amcamc/
( 永沢 茂 )
2005/07/25 12:04
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