総務省は2日、2005年3月末における加入者回線の設置状況について確定値を公表した。NTT東西およびNCCの加入者回線全体と光ファイバ回線について、設置数とNTT東西の占める割合を都道府県別にとりまとめている。
これによると、加入者回線全体ではNTT東西のシェアが依然として高く、全国平均で94.7%を占めている。一方、光ファイバでは全国平均は78.1%だが、地域によって大きく差が開いた。
東日本では、東京都でのみ74.2%と全国平均を下回ったが、ほとんどの地域で9割を超えている。一方、西日本では電力系事業者との競争が激しいとしており、9割を超える県のほうが少ない。中でも京都府で61.1%、大阪府で65.7%、広島県で63.4%、福岡県で69.4%と7割を切っており、兵庫県では54.4%だった。さらに滋賀県では43.8%、奈良県と和歌山県でそれぞれ48.3%と5割を切っている。
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ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050802_2.html
( 永沢 茂 )
2005/08/03 11:09
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