マイクロソフトは9日(米国時間)、「悪意あるソフトウェアの削除ツール」の「バージョン 1.7」を公開した。Windows XPとWindows Server 2003 SP1であればWindows Updateを通じて更新できる。Windows 2000では「Microsoftダウンロードセンター」でダウンロードするか、オンライン版の利用が可能だ。
新バージョンでは、マスメールで感染を拡大するワーム型ウイルスの「Bagz」「Dumaru」、explorer.exeにコードを埋め込みIRCチャンネルを通じた攻撃を許可するトロイの木馬型ウイルス「Spyboter」の3種類に対応。従来からのウイルスと合わせて34種類のウイルスを駆除できるようになった。また、各ウイルスの亜種にも対応している。
マイクロソフトのウイルス駆除ツールは1月から提供されており、すでにBlasterやSasser、Mydoom、Netsky、Bagle、Sobig、Rbot、Sdbotなどの駆除に対応していた。
関連情報
■URL
駆除ツールのダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356&displaylang=ja
駆除ツールの技術情報(英文)
http://support.microsoft.com/kb/890830/
■関連記事
・ マイクロソフトのウイルス駆除ツール、合計31種類のウイルスに対応(2005/07/13)
( 鷹木 創 )
2005/08/10 14:05
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