NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は10日、同社の公衆無線LANサービス「無線LAN倶楽部」のサービス終了に伴う代替サービスの申し込み受付を開始した。NTTドコモの「Mzone」、NTT東西の「フレッツ・スポット」が代替サービスとして用意されている。
NTTBPでは、NTT東西およびNTTドコモと公衆無線LANサービスのアクセスポイントを共有し、事業方針をアクセスポイントの保有・運営に変更する発表を7月に行なっており、無線LAN倶楽部は12月をめどにサービスを終了するとしていた。今回、サービス終了日を12月20日と決定した上で、Mzoneおよびフレッツ・スポットへの代替サービス申し込みを受け付ける。
無線LAN倶楽部は首都圏の私鉄沿線を中心にサービスを展開していたため、代替サービスの対象は基本的にはMzoneおよびNTT東日本のフレッツ・スポットになるが、インフォメーションデスクへ連絡することでNTT西日本のフレッツ・スポットも申し込める。同社のWebサイトから代替サービスを申し込み、アンケートに答えたユーザーには謝礼として2,000円の商品券が進呈される。
なお、Mzoneおよびフレッツ・スポットでは、無線LAN倶楽部に相当する新プランは用意されず、従来から提供しているプランの中から選択して申し込むことになる。代替サービスを選択しない場合は、12月21日以降自動的に無線LAN倶楽部が解約されることになる。
関連情報
■URL
無線LAN倶楽部:代替サービスのご紹介
http://www.ntt-bp.net/ewd/
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・ NTTグループ内の公衆無線LAN基地局が統合。無線LAN倶楽部はサービス終了(2005/07/12)
( 甲斐祐樹 )
2005/08/11 18:10
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