ライブドアは19日、同社の堀江貴文社長兼CEOが衆議院議員選挙に立候補を表明したことを受けて、「livedoor ニュース」においてトップページのトピックスで選挙関連の記事を掲載しないなどの措置を取ることを明らかにした。公職選挙法に抵触する恐れのある行為について、選挙期間中を通じて一切控えるためとしている。
選挙期間中の具体的な措置としては、トップページのトピックスおよび国内カテゴリのトピックスでは、政治・選挙関連記事を掲載しないほか、ライブドア社内の報道部門であるライブドア・ニュースセンターでは、今回の衆議院選挙に関して特定の政党や候補などに関する記事を発表しない。また、衆議院選挙特集ページおよび政治カテゴリーのページでは、ニュース提供元から配信されてくる記事を時系列のみに従って掲載し、中立性を確保するとしている。
また、ライブドア パブリッシングから9月2日に発売を予定していた書籍「livedoor? 何だ? この会社」についても、発売を9月12日に延期すると発表した。著書の1人である堀江社長の衆議院選挙への立候補を受け、公職選挙法への抵触の可能性を考慮したためとしている。
関連情報
■URL
2005年衆議院議員選挙に関するlivedoor ニュースの報道姿勢について
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1345321/detail?rd
ニュースリリース(出版延期のお知らせ)
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=774
( 三柳英樹 )
2005/08/19 21:07
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