ソフトバンクIDCは22日、アバヴネットジャパンを10月1日付で合併すると発表した。ソフトバンクIDCが存続会社となり、アバヴネットジャパンは解散する。
ソフトバンクIDCは、旧・日本テレコムIDCが会社分割に伴い社名変更した会社。旧・日本テレコムIDCは5月、新たに設立した子会社の日本テレコムIDCに電話やデータ通信などの通信事業を分割し、自らはソフトバンクIDCと社名変更してデータセンター事業を引き継いでいた。なお、日本テレコムIDCはその後、7月に日本テレコムに吸収合併している。
一方のアバヴネットジャパンは、丸紅や米AboveNet Communicationsらが出資して1999年12月に設立。データセンターサービスのほか、ブロードバンドコンテンツ事業者やISP事業者向けのIPネットワークサービスを展開してきた。2002年10月にBBテクノロジー(現ソフトバンクBB)の100%子会社となった後、2005年5月からソフトバンクIDCの100%子会社となっている。
今回の合併によりソフトバンクIDCでは、サービスや設備の統合によりデータセンター事業の効率化と事業基盤の強化を図り、「データセンター事業No.1カンパニー」を目指すとしている。両社の経営陣と社員は統合される。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.sbidc.jp/press_release/2005/08_22_2005.html
アバヴネットジャパン
http://www.jp.above.net/
関連記事:アバヴネットジャパン、1日からデータセンターを運用開始
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2000/0601/above.htm
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( 永沢 茂 )
2005/08/22 14:58
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