テクノラティジャパンは、同社が運営するブログ検索サービス「Technorati.jp」を利用して、選挙に関するブログ調査を実施した。
この調査は8月15日から8月23日にかけて、国内の約62万近いブログサービスを対象として実施したもの。「自民」「民主」といった政党名や、「堀江貴文」「亀井静香」といった人物名、「郵政民営化」「マニフェスト」などのキーワードを用いてブログ検索を行ない、検索結果をグラフ化している。
本調査は、期間中の各日午前10時に該当のキーワードをTechnorati.jpで検索した結果を計算しているが、党名に関しては、「民主」で検索した場合に「民主主義」も含まれるといった場合があり、この場合は「民主主義」の記事を差し引いているなどの調整を行なっている。
また、「堀江貴文」というキーワードに関しては、選挙以外にライブドア代表取締役社長としての本業も行なっており、愛称の「ホリエモン」が使われることも多いために、「堀江貴文」「ホリエモン」というキーワードと「出馬」というキーワードを組み合わせて検索している。これ以外のキーワードに関しては、キーワードをそのままTechnorati.jpで検索しているという。
候補者別のブログ記事数では「堀江貴文」が4,696件でトップ。「亀井静香」が3,832件で続いているが、以降は「野田聖子」の1,929件、「綿貫民輔」の1,251件など、2位との差が倍近く開いている。
注目キーワードの1位は「郵政民営化」の45,484件、2位は「年金」の37,214件で、続く「消費税」の13,888件と大きな差が開いている。「マニフェスト」は最も低い3,661件だった。政党別ブログ数では「自民」が12,268件で最も多く、「民主」の11,078件、「新党」の9,801件と続いている。
テクノラティジャパンによれば、衆議院解散が決まった8日正午時点では、「衆議院」「解散」を組み合わせた検索結果は1,581件だったが、23日15時現在では12,664件と10倍以上の伸びを示しているという。テクノラティジャパンでは同様の調査結果を毎週火曜日に発表し、要望があればテレビ局や新聞社と言った報道機関向けにもデータを提供するとしている。
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関連情報
■URL
Technorati.jp
http://www.technorati.jp/
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( 甲斐祐樹 )
2005/08/24 12:21
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