ソフトバンク・テクノロジーと三菱マテリアルは25日、合弁会社「セキュアイーサ・マーケティング株式会社」を30日に設立すると発表した。資本金は5,000万円。出資比率はソフトバンク・テクノロジーが55%、三菱マテリアルが45%。
セキュアイーサ・マーケティングは、三菱マテリアルが提供するVPNソフトウェア「SoftEther CA」のマーケティング活動を目的として設立。通信事業者やISP、データセンター事業者、ソフトウェア企業に対して、SoftEther CAをもとにしたサービスの提案などを行なう。
SoftEther CAは、登大遊氏が開発したSoftEther VPN技術をもとに開発したソフトウェア。無料配布されている「SoftEther」に、PKIによる電子証明書システムを導入したほか、ユーザー管理機能の拡充を図っている点が特徴だ。
なお、新会社はソフトバンク・テクノロジーの連結対象子会社となるが、「ソフトバンク・テクノロジーの連結業績に与える影響は軽微」という。
関連情報
■URL
ニュースリリース(ソフトバンク・テクノロジー)
http://www.tech.softbank.co.jp/release/2005/0825.html
ニュースリリース(三菱マテリアル)
http://www.mmc.co.jp/japanese/news/2005/news20050825-1.html
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( 増田 覚 )
2005/08/25 12:51
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