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Windows 2000を狙う「Zotob」ウイルス、特定条件下のXP SP1にも影響


 マイクロソフトは24日、Windows XP SP1にも「MS05-039」を突く「Zotob」のようなウイルスに感染する恐れがあることをセキュリティアドバイザリ(906574)として公表した。ただし、MS05-039のセキュリティ修正プログラムを適用していれば影響は受けない。

 MS05-039は、プラグ&プレイの脆弱性により、リモートでコードが実行され特権の昇格が行なわれるという脆弱性だ。Windows XP SP1/SP2、Windows 2000、Windows Server 2003などに存在する。特にWindows 2000では匿名のユーザーが攻撃可能で、実際に脆弱性を突くZotobなどのウイルスが出現していた。

 マイクロソフトのセキュリティアドバイザリによれば、Windows XP SP1マシンでは、ドメインに参加しておらず、かつ簡易ファイルの共有を有効にしている場合にのみ脆弱性を悪用される恐れがある。

 なお、今回のセキュリティアドバイザリは、シマンテックとの共同作業によって作成された。シマンテックによればWindows XP SP1のほか、Service Packを適用していないWindows XPでも同様の条件下において影響を受けるという。


関連情報

URL
  マイクロソフトのセキュリティアドバイザリ(906574)
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/906574.mspx
  マイクロソフトのZotobに関する情報
  http://www.microsoft.com/japan/security/incident/zotob.mspx

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( 鷹木 創 )
2005/08/25 18:57

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