英セキュリティベンダーのSophosは30日、MydoomやMytobなど20種類以上のウイルスに、Zotob作成の容疑者が使用していたハンドルネームが含まれていたと発表した。同社の研究者らが割り出したという。
Zotobを作成した容疑で逮捕されているのは、ロシア生まれモロッコ国籍のFarid Essebar容疑者とトルコ在住のAtilla Ekici容疑者。Sophosによれば、このうちEssebar容疑者が使用していたハンドルネーム「Diabl0」がZotob-Aに含まれていた。また、Mydoom-BG、Mytob-AV、Mytob-BC、Mytob-BD、Mytob-BH、Mytob-C、Mytob-CA、Mytob-CF、Mytob-CJ、Mytob-CM、Mytob-CT、Mytob-CX、Mytob-DA、Mytob-DD、Mytob-DF、Mytob-GZ、Mytob-H、Mytob-L、Mytob-Q、Mytob-S、Mytob-Aなど20種類以上のウイルスにも同じハンドルネームが含まれていたという。
Sophosでは「ウイルス作成者が自分のプログラムにハンドルネームを残すことは珍しいことではない。時には、ハンドルネームにメッセージが添えられている場合もある」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.sophos.com/virusinfo/articles/diablo.html
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・ 「Zotob」作成の容疑者が発生からわずか2週間足らずで逮捕に(2005/08/29)
( 鷹木 創 )
2005/08/30 20:09
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