米Microsoft、インターネット電話の米Teleoを買収

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米Microsoft、インターネット電話の米Teleoを買収

　米Microsoftは30日、インターネット電話ソフト／サービスを提供する米Teleoを買収した。これまでMSNが行なってきたVoIPへの投資と、Teleoが持つVoIP技術および知識を結集させ、商品やサービスの向上を目指す。出資額などは明らかにされていない。

　Teleoは2003年に設立され、サンフランシスコに本拠を構える。同社が提供するインターネット電話ソフト「Teleo」は、PC上から世界中のほとんどの固定電話と携帯電話に格安で通話できるほか、Teleoユーザー同士はPC上で無料通話を行なえる。また、Internet Explorer（IE）とOutlook用のツールバーもインストール可能だ。例えばIEで表示されているページ内の電話番号を選択して右クリックすると「Call Using Teleo」というメニューが表示されるので、そこから直接通話できる。

　VoIP技術はすでにMSN MessengerをはじめとしたMicrosoft製品・サービスに搭載されている。MicrosoftではTeleoの技術をさらに発展させ、MSNを支えるインフラに組み込み、最終的にはコンシューマ向けアプリケーションに組み込んでいく考えだ。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（PDF）
　 http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/aug05/09-30MSNTeleoPR.mspx

■関連記事
・ “Skypeキラー”となるか？ SIPインターネット電話「Teleo」提供開始（2005/02/15）

（増田覚）
2005/08/31 14:23

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