マイクロソフトは1日、Windows XPやWindows Server 2003の「Windowsファイアウォール」に、例外が表示されない場合がある問題を公表した。
Windowsファイアウォールは、標準ではほとんどのポートが遮断されるようになっており、ユーザーが特定の通信を許可したい場合に「例外」として設定する仕組みとなっている。今回公表された問題は、レジストリキーを編集してWindowsファイアウォールの例外を作成した場合に、WindowsファイアウォールのGUI画面にその例外が表示されないことがあるというもの。
マイクロソフトでは、この問題の解決方法として、Windows XP Service Pack 2を対象とした更新プログラムを公表している。また、更新プログラムをインストールする以外の回避策としては、レジストリ値に名前を追加する方法や、「netsh」コマンドを使用して例外を参照する方法が紹介されている。
関連情報
■URL
マイクロソフトサポート技術情報(897663)
http://support.microsoft.com/kb/897663
( 三柳英樹 )
2005/09/02 13:01
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