KDDIは7日、同社が運営するISP「DION」でフレッツサービスをアクセス回線とする会員から携帯電話ユーザー(NTTドコモ、au、Tukaグループ、Vodafone)宛に送信されるメールについて、「Outbound Port25 Blocking」を適用すると発表した。
Outbound Port 25 Blockingとは、DIONの用意したメールサーバーを経由せずに送信しようとするメール送信のトラフィック(SMTPが使用する25番ポート)を遮断するもの。迷惑メールの規制手法としていくつかのISPで導入している。
NTT東日本・西日本が提供するフレッツサービスをアクセス回線とする全てのコースが対象で、11月中旬よりエリアごとに順次実施する。光プラスやメタルプラスなどフレッツコース以外のコースについては、迷惑メールの状況に応じて対応を検討するという。
このほか、全ての利用コースで、DIONのメールサービスを利用して送信するメールのトラフィックコントロールを実施。大量メール送信を検知した場合は、送信量の調整を行なう。携帯電話向け以外のメールもトラフィックコントロールの対象となる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0907a/
ニュースリリース(別紙)
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( 増田 覚 )
2005/09/07 16:28
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