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NTTドコモは、おサイフケータイ向けの新サービスとして、店頭などに設置されるリーダーライターにかざすだけで、店舗情報やクーポン券といった情報を取得できる新機能「トルカ(ToruCa)」を提供する。今冬にリリースされる新端末で採用される予定。
今回発表された「トルカ」は、店頭に設けられたリーダーライターにおサイフケータイをかざすだけで、その店舗に関連する情報などを取得できる新機能。店頭のリーダーライターだけでなく、iモードサイトからダウンロードしたり、添付メールから情報を取り込むことも可能。取得した情報は、端末上で検索できるほか、ソート(並び替え)もできる。また対応端末同士であれば、メールなどで交換できるという。仕様は、同社のiモードコンテンツ制作者向けサイト「作ろうiモードコンテンツ」内で公開されている。
おサイフケータイ向けとして、今冬登場する予定の新端末に搭載されるとのことで、発表時期は未定だが902iシリーズに採用される可能性が高いと見られる。「今冬登場の新機種に固有の機能として提供される」(NTTドコモ広報部)ため、iアプリではなく、ネイティブアプリケーションとして動作する形になる。既存のおサイフケータイに対して、iアプリなどで機能追加できるかどうかは未定とのこと。また、他キャリアのおサイフケータイ(非接触IC搭載ケータイ)で利用できるかどうかは未定。
同社では、「トルカ」の提供に至った理由を「さまざまなシーンでおサイフケータイが活用される機会が増えているが、流通性の高いコンテンツを配信することで、更なる拡大を図りたい」と説明。トルカの具体的な利用シーンとしては、飲食店などのクーポン券や、イベントなどの広告配信、CDショップなどでのオススメ楽曲情報などが想定されているという。情報配信の主体となるのは、店舗側やコンテンツプロバイダとなり、ドコモはプラットフォーム・インフラ構築を受け持つことになる。
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利用イメージ
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20050914a.html
( 関口 聖 )
2005/09/14 20:44
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