現在シード段階にあるベンチャー企業の米VideoEggは19日、米国で開催中のカンファレンス「DEMOfall 2005」において新製品「VideoEgg Publisher」を発表した。撮影した動画を写真と同じぐらいの手間でアップロードできるようになり、結果として動画の利用場面を増やすことができるとしている。
通常、動画をビデオカメラからWebサイトにアップロードする際には、ファイルフォーマットやエンコーディング、再生するプレーヤー、サーバーについての知識が必要でハードルが高かった。VideoEgg Publisherは軽量なブラウザエクステンションで、こうした複雑な知識を必要とせずにビデオカメラから動画を簡単にアップロードでき、しかも簡単な編集作業までをブラウザで行なえる。
同社ではVideoEggの利用に適した分野として不動産、自動車、船などを販売するオークションサイトや三行広告サイト、自分のプロフィールを紹介するためのソーシャルネットワーキングサイト、学校や職場でのマルチメディアプロジェクトの発表、ブログなどを想定している。
VideoEgg Publisherを使ってアップでロードされた動画は「VideoEgg Player」で再生する。このソフトはFlashで作成されているため、Windows MediaやQuickTimeなどのソフトを必要としない。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.videoegg.com/PressRelease091905.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/09/20 14:42
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