NTTドコモは、メールサービス「moperaメール」の一部機能を12月上旬に終了するとともに、FOMAユーザーを対象に「mopera U」へのサービス移行を実施する。
今回サービスが終了するのは、「moperaメール」の「メール着信拒否」「基本アドレス着信拒否」における着信拒否通知機能や、「メッセージ自動応答」における別アドレス自動応答機能など。メールBOXの容量変更オプションも終了となるが、既存のメールBOX容量が12月上旬を目途に拡張される。
なお、機能の提供終了と共に「moperaメール」のメールサーバーがバージョンアップする予定で、バージョンアップ後はメールサーバーに保存されていたメールが消去されてしまう。ドコモでは、機能を終了する理由として、ユーザー数の減少やシステム費用を挙げている。
また、FOMAユーザーでmoperaメールを利用している利用者については、「mopera U」の「U スタンダードプラン」に自動的に移行される。従来はPOP版(月額1,575円)、IMAP版(月額525円)が用意されているが、「U スタンダードプラン」の月額525円が適用される。なお、「mopera U」ではPOPとIMAPの選択が可能となっている。このほかメールBOXの容量も50MBに拡張される。
PHSやmovaなどでmoperaメールを利用中のユーザーについても変更。POPとIMAPのサービス区分が廃止され選択可能となるほか、メールBOXの容量も30MBに拡張される。さらに、12月上旬以降には、moperaメールを利用するPHS・moperaユーザーがFOMAに変更した場合に、メールアドレスを継続利用できるようになる。
なおドコモでは、サービスの詳細や日程について、11月頃を目途にWebサイトやダイレクトメールにてあらためて通知するとしている。
関連情報
■URL
お知らせ
http://www.mopera.net/mopera/information/index.html
関連記事:ドコモ、FOMA向けネット接続サービス「mopera U」を開始[ケータイWatch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/23991.html
( 津田啓夢 )
2005/09/20 20:05
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