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ブロードバンドユーザーの移行候補プロバイダーはOCNが1位、日経MA調査


 日経マーケット・アクセス(MA)は、ブロードバンドユーザーを対象にした調査報告書「ISP満足度/乗換調査2005年夏」を発刊した。報告書の価格は252,000円。

 「ISP満足度/乗換調査2005年夏」は、2005年6月30日から7月27日にかけてインターネット上で実施したプロバイダーに対する満足度や乗換状況に関する調査の報告書。有効回答者数は6,627人。男女比率は男性が88.5%、女性が11.5%で、年齢層分布は29歳以下が4.8%、30歳代が23.1%、40歳代が30.0%、50歳以上が42.2%。また、利用するブロードバンド回線の割合はADSLが59.2%と最も多く、次いで光ファイバが27.9%、CATVが12.6%、その他が0.3%だった。

 同報告書では、既存ブロードバンドユーザーが挙げた移行先の候補プロバイダーに関する質問も行なわれた。回答者数は1,168人。それによれば、OCNが12.4%と1位で、2004年秋の調査で1位だったYahoo! BBは10.0%と2位となった。以下は3位が@niftyの6.3%、4位がeo(ケイ・オプティコム)の5.9%、5位がぷららの5.3%と続いている。

 日経MAでは、移行先候補プロバイダーでYahoo! BBが2位に転じた点について、「個人情報漏洩事件直後の2004年春にはトップを譲り、2004年秋には1位に返り咲いていたが、今回の調査では大きな事件がなかったにもかかわらず順位を下げた」としている。

 このほか同調査では、ブログやソーシャルネットワークサービス、映像・音楽配信サービスといった利用状況に関する質問も行なわれている。


移行先の候補プロバイダー

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://ma.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/gg03/0507_09/050921net.htm
  日経マーケット・アクセス
  http://ma.nikkeibp.co.jp/


( 村松健至 )
2005/09/21 14:54

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