住商情報システム、サイボウズの株式を15％取得して資本・業務提携

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住商情報システム、サイボウズの株式を15％取得して資本・業務提携

　住商情報システムとサイボウズは21日、住商情報システムがサイボウズの株式を取得して資本提携するとともに、業務提携を開始すると発表した。取得株式数は14,800株で、サイボウズ創業者の高須賀宣氏から9月30日に取得を予定している。

　住商情報システムは、発行済株式総数に対する所有株式の割合が15.0％となり、第3位の株主となる。一方、サイボウズ創業者の高須賀氏は所有株式数が2,908株（3.0％）となり、株式順位はこれまでの3位から6位に下がる。

　住商情報システムでは、自社開発ERPパッケージ「Proactive」について3,000社以上の納入実績がある。サイボウズでも、同社の主力商品である「サイボウズ Office」は中小企業を中心に20,000社の導入実績があるという。

　両社は業務提携によって、住商情報システムのシステム構築力、IT基盤技術力、オープンソースソフトウェア関連のノウハウと、サイボウズのグループウェア市場における幅広い顧客層と高い知名度、情報系アプリケーション開発とWebマーケティングに関わるノウハウとの相乗効果を狙う。

　今後両社では「協業推進委員会（仮称）」を設置するほか、次期株主総会の承認を経た後、住商情報システムからサイボウズへ非常勤取締役1名を派遣して連携強化を図る予定だ。

関連情報

■URL
　業務提携に関するニュースリリース
　 http://cybozu.co.jp/company/news/2005/20050921_1.html
　株主異動に関するニュースリリース
　 http://cybozu.co.jp/company/news/2005/20050921_2.html

（鷹木創）
2005/09/22 14:23

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