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総務省、FMCに向けた電話番号のあり方に関する意見を募集


 総務省は、固定電話と携帯電話を融合させる「FMC(Fixed-Mobile Convergence)」の動向を受けて、今後の電気通信番号(電話番号)がどうあるべきか、意見の募集を開始した。10月14日まで受け付けている。

 同省では、インターネットを利用したIP電話の普及や固定電話への新規参入といった環境の変化に応えるため、「IP時代における電気通信番号の在り方に関する研究会」を開催。8月10日には、固定電話における番号の逼迫や今後の検討課題を指摘した第1次報告書を発表していたが、現在、法人市場を中心に、携帯電話と固定電話を1つの端末で利用できるようにする「FMC」へのニーズが高まってきているため、電話番号の役割などに関する意見を募集することにしたという。

 寄せられた意見は、今後開催される研究会で利用される予定で、2006年3月を目処に報告書が取りまとめられる予定。

 なお、「携帯電話と固定電話の番号を一本化する」とした一部報道について、総務省 総合通信基盤局の電気通信技術システム課番号企画室では「報告書では、携帯と固定の番号一本化というところまでは踏み込んでいない。今後の議論の中で、そういった点を含めて、さまざまな議論がでてくるのではないか」としている。


関連情報

URL
  報道資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050927_1.html


( 関口 聖 )
2005/09/27 16:27

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