ライブドア、ブロードバンドタワー、ホーキングの3社は、ライブドアが運営する公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」に関する提携を発表した。自動販売機を利用して無線LANアクセスポイントをビルなどの屋内施設に設置していく。
ホーキングは、自動販売機の管理会社が設立した会社で、ライブドアはホーキング傘下の自動販売機オペレーターが所有する全国約112万台の自動販売機へブロードバンド回線を引き込み、合わせてlivedoor Wirelessのアクセスポイントを設置する。これにより、オフィスビルや商業施設内でのlivedoor Wirelessサービス展開が可能になるという。
アクセスポイントの設置交渉や自動販売機の営業はホーキングおよび傘下のオペレーターが行なう。このため、ライブドアでは短期間かつ低コストで屋内のエリア展開が可能としている。現在エリア拡大を進めている屋外でのサービスに加え、今回の提携によって駅やホテルのロビーなど屋内のエリアを整備することで利便性の向上を図り、ユーザーの獲得につなげる方針だ。
アクセスポイントを設置する自動販売機には液晶画面が取り付けられ、ブロードバンド回線を利用して広告などの動画コンテンツを配信する。ブロードバンドタワーとホーキングは、該当の自動販売機を利用した新しい情報サービスを展開する方針という。
自動販売機の第一次設置目標は数千台から1万台規模の予定。具体的な設置場所や時期は現在検討中という。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=815
関連記事:ライブドアの公衆無線LAN「livedoor Wireless」速攻レポート[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/10601.html
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・ ライブドア、「livedoor Wireless」の正式サービス開始時期を11月に延期(2005/08/29)
( 村松健至 )
2005/09/28 20:03
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