ネットレイティングスは29日、2005年8月のインターネット利用動向調査の結果を公表した。毎年夏休み期間にピークを迎える子供向けコンテンツの利用者数(家庭からのアクセス)が過去最高に達し、「Yahoo!きっず」は238万人(前年同月比46%増)、「キッズgoo」が86万4,000人(同59%増)と、大幅に利用者を増やしていることがわかった。
子供向けコンテンツ利用者の構成比を見ると、Yahoo!きっずは12歳以下が30%、13~15歳が10%となっている。ページビュー数の構成比では、12歳以下が45%、13~15歳が13%となり、小中学生で総ページビュー数の6割近くを占めた。キッズgooは小学生の利用比率がさらに高く、利用者数ベースで41%、ページビュー数ベースで56%に達している。また、両サイトとも小学生の親世代にあたる30歳代、40歳代の利用が伸びているという。
ネットレイティングス代表取締役兼チーフアナリストの萩原雅之氏は、「子供向けコンテンツは、小学校の授業などでの活用機会が増えており、知名度や理解度が上がっている。特に夏休み期間は自由研究支援などのメニューを充実させており、家庭での小学生自身による利用が、ここ2、3年で急速に増加した。今後もポータルサイトにおける定番コンテンツとして高い成長が期待できるジャンル」とコメントしている。
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「Yahoo!きっず」および「キッズgoo」の月間利用者数の推移
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関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease09292005_J.pdf
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( 増田 覚 )
2005/09/29 11:59
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