ウイルス対策ベンダーのSophosは28日、FIFAがスポンサーとなっている宝くじに当選したとして、銀行口座情報を盗み取ろうとするスパムメールを警告した。
このスパムメールは、2010年に南アフリカで開催されるワールドカップに関心の高い人々を狙ったもの。FIFAから100万ドルが当選金として支払われると騙る本文が記される。FIFAは、この詐欺メールの発生を受けてサイト上に警告文を掲載して注意を促している。
Sophosの上級技術コンサルタントを務めるGraham Cluley氏は、「大金が手に入るなど、身に覚えのない知らせが来た場合は疑うべき。こうしたトリックにだまされるコンピューターユーザーは、銀行口座が空になってから、してやられたと気づいて、ひどくがっかりすることになる」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.sophos.com/spaminfo/articles/fifaphish.html
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( 増田 覚 )
2005/09/29 17:18
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