富士ゼロックスは、中小規模事業所向けセキュアネットワークアウトソーシングサービス「beat(Broadband Extensible and Attractive Technology)」のVPNサービスに、複数拠点ネットワークの集中管理を支援する小規模拠点向け「beat ブランチサービス」を追加した。30日から提供を開始する。beatの基本契約のほか、利用料は各拠点ごとに月額14,490円~。
beatは、ネットワークに関するセキュリティ対策の負担を軽減し、効率的なネットワーク構築を支援するコンセプトで開発されたアウトソーシングサービス。2002年10月から、中堅・中小規模事業所向けに提供している。利用料は月額19,740円~。
今回追加した「beat ブランチサービス」は、統括拠点「ブランチハブ」で各出先拠点「ブランチ」の通信や利用者情報を集中管理する。ブランチからのインターネット接続は、すべてブランチハブを経由。ブランチハブはブランチに対して、専用アプライアンス「beat-box」の停止や再起動の指示、利用者管理、各種サービスの設定情報や専用クライアントソフトのライセンス管理を行なう。また、特定の通信における遅延やパケットロスを減少させる優先制御機能などQoS機能も搭載した。
統括拠点となるブランチハブでは従来の「beat/basic」基本利用料が必要だが、ブランチでは拠点につき月額14,490円で、beat/basicのセキュリティ機能など各種サービスを利用できる。利用料はこのほか、契約ごとに「ブランチ初期登録サービス」が73,500円、「ハブ拡張設定サービス」が63,000円。また、ブランチハブの拡張サービスとして月額24,360円が必要となっている。
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システム構成
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関連情報
■URL
beat
http://www.net-beat.com/
富士ゼロックス
http://www.fujixerox.co.jp/
( 鷹木 創 )
2005/09/29 20:42
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