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表計算ソフト「Calc」の画面
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フリーのオフィスソフトを開発するオープンソースコミュニティのOpenOffice.orgは29日、新バージョンとなる「OpenOffice.org 2.0」のリリース候補版(RC1)を公開した。日本語版も公開されており、Webから無料で入手できる。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/NT 4.0、Linux、Solaris、FreeBSDなど。
OpenOffice.orgは、ワードプロセッサ(Writer)、表計算(Calc)、プレゼンテーション(Impress)などの各種オフィスソフトをまとめたソフトウェア。オープンソースによる開発が行なわれており、無償で提供される。新バージョンのOpenOffice.org 2.0では、ファイルの標準形式をオープンなファイル形式である「OASIS OpenDocument XML」に変更するほか、Microsoft Officeとの互換性を高める改良などを行なっている。
今回公開されたRC1は、OpenOffice 2.0の正式リリースに向けた評価版という位置付けになり、製品としての配備や業務での利用については従来バージョン(OpenOffice 1.1.5)の利用を推奨している。
関連情報
■URL
OpenOffice.org 2.0 RC1 ダウンロードページ
http://ja.openoffice.org/download/2.0/index_rc1.html
■関連記事
・ フリーのオフィスソフト「OpenOffice.org 2.0」ベータ2公開(2005/08/31)
・ オープンソースのオフィスソフト「OpenOffice.org 1.1.5」日本語版公開(2005/09/16)
( 三柳英樹 )
2005/09/30 19:31
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