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NTTレゾナント、Webと携帯電話向けの「goo RSSリーダー」を公開


Web版「goo RSSリーダー」
 NTTレゾナントは4日、Webサイトと携帯電話に対応するRSSリーダー「goo RSSリーダー」を公開した。goo ID(無料)を登録すれば、無料で利用できる。RSSのバージョン0.91/0.92/1.0/2.0に対応する。

 Web版の対応ブラウザは、WindowsがInternet Explorer 6.0、Mozilla 1.7.2、Netscape 7.2、Firefox 1.0、MacOS XはMozilla 1.7.2、Netscape 7.1、Firefox 1.0およびこれらと互換性があるブラウザ。携帯電話版はiアプリのみの対応となっており、NTTドコモの505i/iS、505i/iC、FOMA900i、FOMA900i/iCをサポートする。


Web版と携帯電話版の同期が可能

 Web版のgoo RSSリーダーは、インターネットに接続されたPCからブラウザを通じて利用する。自宅や職場など異なる場所でもRSS登録したブログやニュースサイトを共有できるのが特徴だ。

 RSS登録したサイトの更新情報を閲覧できるほか、キーワード設定による記事収集を行なえる。また、「goo BLOG」をワンクリックでRSS登録するなど、goo BLOGとの連携機能を搭載。ドラッグ&ドロップ操作でRSSサイトの登録やレイアウト変更もできる。Web版で登録したブログやRSSサイトの記事を、携帯電話版のgoo RSSリーダーとの同期が可能となっている。

 携帯電話版は当初、Web版で登録したRSSサイトの閲覧のみが可能だが、今後は携帯電話からのRSS登録に対応する。キーワード設定や投稿記事の自動更新など、Web版で利用可能な機能についても、今後サポートする。なお、現在はiアプリのみで使用可能だが、「今後はマルチキャリア対応する」という。

 また、現在提供中のアプリケーション版goo RSSリーダーについても機能強化を図る。年内を目処にgoo RSSリーダーからgoo BLOGに直接投稿する機能や、Web版および携帯電話版との同期機能を実装する予定だ。


Web、携帯電話、アプリケーション版の機能比較
Web RSSリーダー他社比較

goo RSSリーダー向け広告配信サービスも展開

NTTレゾナント ポータル事業本部パーソナル事業部長 館隆志氏
 NTTレゾナントでは、PCにインストールして利用するアプリケーション版のgoo RSSリーダーを2004年9月に公開しており、ダウンロード数は約38万に上る。また、goo BLOGが配信するRSSにアクセスするRSSリーダーの記事取得件数は、1日あたり300万件を超えるという。こうした状況を受けて、gooでは各コーナーをRSSに対応させており、現在ニュースや天気など100件以上のRSSを配信している。

 同社ポータル事業本部パーソナル事業部長の館隆志氏は、「RSSリーダーは『知りたい情報だけを即座に集めてまとめて読む』という、メールやブラウザに次ぐ第3のインターネット活用ツール。Web版、携帯電話版、アプリケーション版のgoo RSSリーダーを合わせ、今年度末までに100万ユーザーの獲得を目指し、goo RSSリーダーで取得した記事内容に適した広告を表示する広告事業など、RSSを核とした新サービスを展開する」と述べた。

 また、「RSSといえばgoo」とユーザーに想起させるサービスを提供するために、gooのRSS対応コーナーをさらに拡大するほか、RSS非対応サイトの記事から自動的にRSSを作成・配信するサービスを展開する考えも明らかにした。


goo RSSリーダーのダウンロード数 RSSリーダーからの記事取得件数

gooがRSSリーダーに注目する理由

関連情報

URL
  goo RSSリーダー
  http://reader.goo.ne.jp/

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( 増田 覚 )
2005/10/04 19:49

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