|
「日本特有のセキュリティの課題に対処する」という
|
マイクロソフトは、10月12日に公開予定の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」において、Winnyを経由して感染するウイルス「Antinny」に対応する。4日に同社が開催した「SECURITY SUMMIT 2005 Fall」で、米Microsoftセキュリティビジネス&テクノロジーユニット コーポレートバイスプレジデントのマイク・ナッシュ氏が明らかにした。
マイクロソフトによれば、「Winnyを経由して感染するAntinnyは直接的に弊社製品を攻撃するものではないが、インターネット上の脅威を削減するために、新バージョンでAntinnyに対応することとなった」とコメントしている。なお、Antinnyの亜種すべてに対応するかなどの詳細は、新バージョン公開日の12日に発表される。
Antinnyは、感染するとPC内の情報をWinnyネットワーク上に流出させるなどの被害をもたらす。国内ではAntinnyが原因で、企業や官公庁、自治体などの重要情報が漏洩する被害が多発している。
関連情報
■URL
駆除ツールのダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356&displaylang=ja
駆除ツールの技術情報(英文)
http://support.microsoft.com/kb/890830/
■関連記事
・ マイクロソフト、セキュリティイベントでIE7のフィッシングフィルタを紹介(2005/10/04)
( 増田 覚 )
2005/10/05 12:35
- ページの先頭へ-
|