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アフラックの代理店から顧客情報564人分が約半年にわたってWinny上に


 アメリカンファミリー生命保険会社(アフラック)は7日、宮崎県内にある同社販売代理店のPCがウイルスに感染し、顧客情報564人分がWinnyネットワーク上に流出していたことが9月30日に判明したと発表した。

 流出したのは、有限会社安藝保険事務所21(宮崎県西都市)が管理する顧客情報の一部。流出した項目は顧客によって異なるが、多くの場合は氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、証券番号、契約内容などのうち数項目が流出したことが確認されているという。さらに2人については口座情報、79人については医療情報が含まれていた。

 アフラックによれば、PCは同代理店が業務で使用するもので、Winnyを利用した際にウイルスに感染したという。同PCからWinnyネットワーク上に顧客情報が流出していた期間は4月4日から9月29日までで、9月30日に流出が判明した時点で速やかにウイルスを駆除したという。なお、10月7日時点で顧客情報が不正使用された事実は確認されていないとしている。

 アフラックでは今回のトラブルを受け、代理店に対するソフトウェアの取り扱いの指導やウイルス対策の強化を行なうほか、インターネット上における自社関連情報の漏洩監視体制の強化など、早期発見・早期対処の取り組みを推進するとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.aflac.co.jp/newspdf/100702.pdf

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( 永沢 茂 )
2005/10/11 17:57

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