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大阪国際滝井高校、資料請求した中学生の情報が一時閲覧可能に


 大阪国際学園は15日、同学園が設置する大阪国際滝井高等学校のサイトで、2002年7月から2005年7月末日までの資料請求やオープンスクールの申込者の個人情報435件が一時的に閲覧できる状態になっていたと発表した。Googleなどのロボット型検索エンジンで検索される可能性があった。すでにサイトの問題は修正されているが、同学園ではGoogleに対してキャッシュの削除などを要請したという。

 大阪国際学園では14日付の匿名メールによって、個人情報が閲覧できる状態であることを確認。調査したところ「9月29日までかかっていたアクセス制限が9月30日以降にはずれた状態」になっていた。10月2日から14日にかけては外部からのアクセスもあったという。アクセス制限が解除されてしまった原因は不明だが、「該当期間にセキュリティを高めるために設定の変更を行なっていたようだ。ディレクトリの変更作業などでアクセス制限が解除された可能性もある」としている。

 なお、閲覧できる状態にあった個人情報は、大阪国際滝井高校のサイトから資料請求やオープンスクールを申し込んだ情報。氏名や住所、電話番号のほか、在籍する中学校の名称なども含まれる。

 大阪国際学園では、閲覧可能な状態だった個人情報を入力した申込者に対して、郵送でお詫びと経緯を連絡。現在までに具体的な被害報告は受けていないとしている。


関連情報

URL
  大阪国際滝井高等学校
  http://www.takii-h.oiu.ed.jp/
  個人情報の取り扱いに関するお詫び
  http://www.oiu.ac.jp/oiei/owabi.html


( 鷹木 創 )
2005/10/18 18:24

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