米UltraDNSは18日、同社が管理するDNSのセキュリティを向上するための新しいシステム「DNS Shield」を発表した。UltraDNSは米Yahoo!をはじめ、米Time Warnerの子会社である米America Online、NTTコミュニケーションズ子会社のVerio、米Earthlinkなどと提携し、UltraDNSのDNSサービス利用者のセキュリティを向上させるという。
DNS Shieldの核となる考え方は、UltraDNSが運用するDNSサーバーを提携するISPなどの核となるDNSに直結させることだ。DNS Shieldは外側のインターネットヒエラルキーをプライベートネットワークの中で完全に模倣するため、ISPの外側で大規模なネットワーク障害が起こった場合でも、すべてのDNSクエリがISPインフラの内側で解決され、DNS Shieldを利用している顧客は外側のネットワークで発生した障害の影響を受けないで済むことになる。
UltraDNSで、は同社のネットワーク拡大に伴ってDNS Shieldを拡張していく予定で、多くの大手ISPと提携したい考えだ。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.ultradns.com/news/articles/051018.cfm
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/10/19 11:57
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