独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は19日、IPv6マルチキャスト技術を利用して「晴れの国おかやま国体」の映像を全国一斉に配信する実証実験を行なうと発表した。研究開発テストベッドネットワーク「JGNII」を活用し、岡山県と共同で実施する。配信期間は国体開催期間となる10月22日から27日まで。
実験では、岡山県内20カ所余りの国体会場などから、地域ネットワーク「岡山情報ハイウェイ」を介して、全国の都道府県に設置されたJGNIIのアクセスポイント63拠点に一斉配信する。国体会場には、40台程度のネットワークカメラなどを設置。ノートPCなどの通信機材をサーバーとして、最大で43チャンネルの映像を1チャンネル当り30Mbps程度の伝送容量でIPv6マルチキャスト技術により一斉配信する。なお、画質は、ハイビジョンもしくは標準テレビの品質相当だという。
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実験イメージ
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h17/051019/051019.html
( 鷹木 創 )
2005/10/19 17:13
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